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ビジョントレーニングとは

ビジョントレーニングとは、両眼の動きを改善させ、より良く機能させるためのトレーニング方法です。総合的な眼の機能向上によって、生活や学習上の問題の改善やスポーツのスキルアップなどを目的としたものです。

私たちは普段目でものを見て生活していますが、「見る」ということは、視力以外にもさまざまな機能を使用します。例えば、自由自在に目を動かしたり、目から取り込んだ情報を正しく頭で処理したり、またそれらの情報に合わせて体の動きを調節したりするなどです。これらの正しくものを見るために必要な機能を高めるのがビジョントレーニングです。

ビジョントレーニングは50年以上前のアメリカで発祥したトレーニング方法で、日本でも導入されつつあり、LD(学習障害 / 限局性学習症)やADHD(注意欠如・多動症)のある子どもたちの諸問題の改善・克服から、プロスポーツ選手のパフォーマンス向上に至るまで、多くの人々に用いられています。

【ビジョントレーニング 育つ7つの力とは】
①書(描)く力  ②読む力  ③作る力(手先の器用さ)
④運動する力  ⑤集中力・注意力  ⑥記憶力  ⑦イメージ力などが身につくといわれます。

【ビジョントレーニングってどんなことをするの?】
1.)眼球運動トレーニング
見たいものを目でとらえ、すばやくピントを合わせるためのトレーニング
例えば 動くものを眼で追う練習をします。
手先が器用になるといわれます。

2.)視空間認知トレーニング
眼で見たものの形や色、距離感を正しく認識するためのトレーニング
例えば 見本と同じ形を書いたりします。パズルを使ったりもします。
記憶力が良くなるといわれます。

3.)眼と体のチームワークトレーニング
ボールをキャッチするなど、眼からの入力情報に合わせて、思う通りに体を動かすトレーニング
例えば 動く目標物にタッチします。
手先が器用になるといわれます。
このような色々な効果が見られる事から遊びを通じてトレーニングができるため療育に取り入れております(*^^*)